カンボジアのGFT輸出、2025年に約160億ドルに到達

カンボジアは2025年、衣料品・履物・旅行用品(GFT)の輸出額が157億ドルに達し、前年同期比15.8%増を記録した。労働・職業訓練省が明らかにした。

この数値は、同省のヘン・ソウル労働・職業訓練相が、プノンペン経済特区で開催されたカンボジア繊維・アパレル・履物・旅行用品協会の第17回会議で発表したもの。会議には約300人が参加した。

同相は演説の中で、同協会が王国政府や雇用主、労働者にとって信頼できるパートナーとして重要な役割を果たしてきたと評価し、産業の維持・拡大、労働条件や福祉、労働者の権利向上に大きく貢献してきたと述べた。

また、過去29年間にわたり、同協会は投資家の正当な権利と利益を守る統一的な声として機能し、関係者間の協議や社会対話の場を通じて、輸出成長と持続可能な発展に適した投資環境の構築を支えてきたと強調した。

同省によると、2025年時点で登録された工場や企業、事業所の数は4万6,649に増加し、就業者数は214万人に達した。GFT産業は引き続きカンボジア最大の外貨獲得源であり、同期間の総輸出額の約50%を占めている。

新体制の発足により、協会は結束をさらに強め、新規投資の誘致や既存投資家の信頼向上を促す原動力になると期待されている。

同相は、新たな任期の成功が雇用創出と所得向上を通じて雇用主と労働者の双方に利益をもたらし、マクロ経済の安定や産業構造の多角化にも大きく寄与すると述べた。

さらに、協会に対し、透明性や説明責任、効率性、専門性を重視した運営を求めるとともに、国際労働機関の関連プロジェクトや「一企業一平和共同体」キャンペーンへの参加を通じ、法令順守と調和の取れた労使関係文化の一層の定着を促した。