カンボジアとEUの貿易、11か月で53億ドルに急増

カンボジアと欧州連合(EU)との二国間貿易は、本年1月から11月までの間に53億7,600万ドルに達し、前年同期の48億8,400万ドルから10%増加したと、商業省の報告書が示した。

報告によると、同期間にカンボジアはEU加盟国向けに45億8,100万ドル相当の輸出を行い、前年同期の40億3,000万ドルから13.68%増加した。EU内での主要輸出先は、スペイン、オランダ、ドイツ、フランス、ベルギーである。

一方、EUからの輸入は7%減少し7億9,400万ドルとなった。

商業省の国務長官兼報道官ペン・ソビチート氏は、カンボジアとEUの貿易は「Everything But Arms(EBA)」制度の恩恵を受けており、大半のカンボジア製品が関税および数量制限なしでEU市場にアクセスできると述べた。

ソビチート氏はクメール・タイムズの取材に対し、「輸出の伸びは、欧州の消費者がカンボジア製品の品質に対して高まる信頼を反映している」と語った。

カンボジアの衣料品、履物、旅行用品などの製造品にとって、EUは米国、カナダ、英国、日本などと並び主要な輸出市場であり、米国およびRCEP市場に次いで、総輸出量の約16%を占める主要な貿易相手国となっている。

商業省は輸出拡大を目的に、カンボジア製品をEU市場の品質基準に適合させる取り組みを強化している。EUドイツのグローバルアクセス・貿易専門チームと協力し、各種製品におけるEU品質基準の設定、採用、実施を推進している。

報告によると、カンボジアの英国向け輸出は9億3,300万ドルで、前年から5%増加した。