ソク・ソケン観光大臣は火曜日、ウォーレン・パトリック・マーフィー駐カンボジア米国大使と、観光分野におけるパートナーシップの強化や相互の利益に関わる問題について会談を行った。
会談の中でソーケン氏は、カンボジアをダイナミックで競争力があり、持続可能で包括的なデスティネーションに変えることを目的とした戦略的イニシアティブ「BUILD plus 3Ds」を強調し、政府、民間セクター、そして人と人との間の良好なパートナーシップの構築に焦点を当てた。
ソケン観光大臣は、アメリカ人にカンボジアの潜在的な観光地を宣伝し、旅行者にカンボジアを訪れるよう促すため、アメリカ大使の支援を求めた。彼は、欧米からの観光客はカンボジアへの観光客到着数のトップ10に入る市場であることを強調した。
一方、アメリカ大使は、カンボジアの経済と持続可能な発展に大きく貢献している観光の重要性を強調した。両国の強固な関係は、米国からの投資家にとってさらに大きな門戸を開くことになるだろう、と大使は述べた。
ソーケン、マーフィー両氏はまた、国際観光客を誘致するための新しいシェムリアップ・アンコール国際空港の可能性についても議論し、文化的・経済的交流を促進し、人と人とのつながりを強化し、相互利益と信頼を高めることで観光協力を強化することを約束した。
カンボジア・サーカスのファーレのセールス・マーケティング・ディレクターであるクレイグ・ドッジ氏は、Khmer Timesの取材に対し、「旅行者はカンボジアで何ができるかを知らないため、認知度の低さが海外からの観光客増加の障害となっています。ですから、アンコール・ワットやコスケル寺院、美しいビーチなど、世界最高の観光スポットがあることを知らせるのが一番です。」
そのためには、観光部門に好影響をもたらし、アメリカや海外からの観光客を一般的に惹きつけるために、王国は潜在的な観光地のマーケティングを強化する必要がある。多くの旅行会社は、旅行者を教育し、刺激することを目的とした包括的なマーケティングキャンペーンに多くの努力と予算をつぎ込んでいる、と彼は付け加えた。
ドッジ氏は、今回の協力はアメリカ人を教育し、刺激し、観光を促進するのに役立つだろうと述べた。
米国大使は国内を広く旅し、公式ツイッターアカウントで様々な観光地を紹介している。
