カンボジア国立銀行(NBC)の報告書によると、2025年1月から7月にかけてカンボジア・リエルは安定を維持し、米ドルに対し小幅な上昇を記録した。
NBCは土曜日、1月から7月までのリエルの平均為替レートが1米ドル=4,011リエルとなり、前年同期比で1.7%の上昇を示したと発表した。
月次為替レートもほとんど変動せず、1月の1米ドル=4,030リエルから7月には4,010リエルへと小幅に下落した。
中央銀行によれば、この傾向はマクロ経済の安定性強化、リエルへの信頼感の高まり、慎重かつ柔軟な金融政策の効果的な運用を反映している。
通貨の安定性がカンボジアの経済的回復力を強化し、投資家の信頼感を向上させ、国内購買力を支えていることを示している。