航空会社、年末までにカンボジア便を増便へ

カンボジアに就航している航空会社は、特にハイシーズンや夏休みが始まる時期に、世界各地からの乗客数の増加に対応するため、フライトスケジュールを増やす申請を提出したと、民間航空局の幹部が述べた。

同高官によると、国内外の航空会社はカンボジアのビジネスや観光の中心地、特にシェムリアップにあるアンコール遺跡公園への国内線・国際線の増便を図っており、特に2023年10月から2024年3月までのハイシーズン期間中は、アンコール国際空港を利用することができるという。

民間航空局のスポークスマン兼国務長官であるチェア・アウン氏は昨日、クメール・タイムズ紙に対し、民間航空局は既存の航空会社だけでなく、他の航空会社にも世界各地からカンボジアへの直行便を就航させるよう奨励しているため、これらの航空会社からのフライトスケジュールの増加要求を検討し、迅速に対応したと語った。

「彼らの申請書は輸送チームに届いており、彼らの要求に問題はないと思います。政府も彼らの増便を望んでいるので、我々は承認するでしょう。

それだけでなく、私たち政府も、大臣も私も、我が国へのフライトを増やすため、パートナーとのコミュニケーションや交渉に努めてきました」と語った。

政府は、ベトナムやタイなどの近隣諸国だけでなく、世界各国からの観光客に、空路、水路、陸路などあらゆる経路を通じてカンボジアを訪れるよう奨励しており、イスラエルからの観光客は、シェムリアップ州の新空港へのフライトを利用した後、シェムリアップでの休暇を楽しんでいる。

アウン氏はさらに、現在の空港でフライトを運航している既存の航空会社はすべて、2023年10月5日から15日までの試験運用後、約1週間でアンコール国際空港での運航に移行すると指摘した。「我々は一般的に航空会社に国内線と国際線の両方を拡大することを奨励しているので、要望に対する障害はありません 」と彼は言った。

さらに、航空会社はカンボジア国内で国内線および国際線を運航する場合、6ヶ月に一度、それぞれの増便の要望書を提出する必要があるが、中国、タイ、シンガポールなど他の国の国際空港で運航する場合も、そのような要望書を提出する必要があると付け加えた。
「これは、航空会社が冬期と夏期に従わなければならない国際的な要件であり、より多くの乗客にサービスを提供する必要がある場合は、より大きな航空機の使用を要求することもできます。この場合、我々もそれに応じて承認を与えます」とアウン氏は言い、冬期は3月から10月まで、夏期は10月から3月までと付け加えた。

エアアジア・カンボジアの最高経営責任者であるナム・ヴィソート氏は、先週木曜日に行われた戦略的提携協定調印式の後、Khmer Timesの取材に応じ、格安航空会社は今年末にカンボジアへの国際便を増やす計画について、民間航空局と呼ばれる政府からの承認を待っていると述べた。

「今のところ、私たちは今あるフライトを維持するだけですが、おそらく今年の終わりまでにフライトを増やすでしょう」とヴィソートは語った。

ヴィソート氏はHard Rock Cafeで行われたセレモニーで、オリエンタルバンクのマネージング・ディレクター兼最高経営責任者であるファン・イン・トン氏と戦略的提携に署名した。オリエンタルバンクは、カンボジア国立銀行によって開発されたKHQRだけでなく、マスターカードやビザカードなどのあらゆるカードスキームからの幅広い支払いオプションを網羅する最先端の支払いゲートウェイ・サービスをエアアジア・カンボジアに提供する。