新しく着任したタイ大使のタル・トライソラット氏は、東北4州(クラティ、ストゥントレン、モンドルキリ、ラッタナキリ)への投資を促進する特別プログラムの公式発足式についてカンボジアに祝辞を述べるとともに、タイの投資家がこれらの州への投資機会を模索するよう奨励することを表明した。
同首相のスポークスマンによると、タイの外交官は昨日、カンボジア王国のフン・マネ首相の表敬訪問を平和宮殿で受けた際、この誓約を行った。
会談の中で、タル・トレイソラット氏は、カンボジア大使に任命されたことを大変光栄に思うと同時に、喜びを表明した。また、タイとカンボジアが今年で外交関係樹立75周年を迎えることに言及。
また、友好と協力の絆が深まり、栄え続けていることを強調し、政府間、省庁間、機関間、民間間、人と人とのつながりを含むあらゆる分野における両国間の協力の強化・拡大に積極的に取り組むことを誓った。
これに対し、首相はタル・トレイソラット大使の就任を歓迎し、祝辞を述べるとともに、カンボジアとタイの関係・協力のさらなる進展に大きく貢献するだろうと自信を示した。首相は、大使がカンボジアの関係省庁や機関と緊密に協力し、あらゆる分野にわたる協力を深めるよう激励した。
首相とタル・トライソラット氏は、経済、貿易、投資、国防・安全保障、観光、両国の民間セクター間の連携強化などの主要分野における協力の促進について意見を交換した。