カンボジア、オーストラリアとの職業訓練における長期的協力を模索

ヘン・サワー労働・職業訓練相は昨日、在カンボジア・オーストラリア大使館のキャロリン・バグスター一等書記官兼貿易・投資事務所長率いるオーストラリア代表団の表敬訪問を受けた。
労働省で行われた会談を通じて、同大臣は、カンボジアの労働市場がサービス業、農業、工業などの分野で必要としている熟練労働力を強調した。

同時に、同大臣は、オーストラリアの教育・訓練機関とカンボジアの技術・職業教育訓練(TVET)機関との間で、職業訓練におけるパートナーシップを確立し、長期的な協力を促進する良い機会と捉えている。

同大臣はまた、現在および将来の雇用市場のニーズを満たすためのカンボジアの技能開発および労働力育成のための重要な実践方法についても紹介した。同大臣は、カンボジアのTVET機関と協力し、質の高い技術・職業技能の人材育成を行う上で、オーストラリアの教育訓練基準が重要な役割を果たすと考えている。

これに対し、バグスター大臣は、オーストラリアの様々な教育訓練機関を代表する代表団と共に、大臣の発言への支持を表明するとともに、労働職業訓練省の調整を通じて、オーストラリアの教育訓練機関とカンボジアの技術訓練(TVET)機関との協力がさらに強化されることを期待した。