テチョ国際空港はカンボジアの経済を活性化させ、観光客を誘致するとドイツ大使が述べた。

テチョ国際空港の建設現場を視察した駐カンボジアドイツ大使のステファン・メッセラー氏は、同空港はカンボジアの経済を活性化し、観光客を誘致するインフラとしての役割を果たすと述べた。

2025年3月10日、メッセラー大使はテチョ国際空港を初めて訪問したと述べた。

これまでの進展を賞賛し、カンボジアにとって近代的で最先端の国際空港になることを強調した。

ドイツ大使は、空港建設の素晴らしさについて述べ、壮大であると表現した。

特に、クメール様式と文化が融合していることに感銘を受け、その点を評価した。

また、空港の規模からして、将来への投資であることが明らかであると指摘した。
空港のインフラは経済を活性化させ、この美しい国に観光客を惹きつけるだろうとの見解を示した。

ドイツ大使は、カンボジアにビジネス代表団を派遣することについて、投資家と話し合うことも大使の職務のひとつであると述べた。

また、ドイツから4つのビジネス代表団が今年後半にカンボジアを訪問する予定であると付け加えた。

ドイツ大使はまた、ドイツとカンボジアを結ぶ直行便が早期に就航することを希望した。

一方、Cambodia Airport Investment Co. Ltd.(CAIC)のマネージング・ディレクターであるオクニャ・チャールズ・バン氏は、同社はドイツ大使館およびその他の大使館と協力し、カンボジアへのフライトルートの強化・拡大を図っていくと述べた。

同氏は、既存の路線を促進する一方で、カンボジアへの直行便がまだ就航していない国々との新たなフライト接続を確立することを同社が目指していることを強調した。

また、オクニャ・チャールズ・バン氏は、カンボジアにあるすべての大使館を巻き込み、各国からより多くの観光客がカンボジアを訪れるよう、同社が継続的に取り組んでいることを強調した。