インド人青年、「現地行政の厳しい政策」によりカンボジアで1年足止め

インドのメディアは、カンボジアに不法入国したインド人青年が、1年以上もカンボジアに足止めされているという事件を取り上げている。
「ナヴィンド・タイムズ」紙は、ポンダ・タルカ出身のゴア人青年のケースを報じている。

ゴアNRI委員会によると、この青年は女性斡旋業者からタイでの仕事を約束された。

しかし、その国に上陸したとき、彼はバイクでカンボジア国境に連れ去られ、現地の治安機関に拘束された。

青年はカンボジアの正式なビザを持っていなかった。

ゴアNRI委員会や連邦政府は、カンボジアから青年を連れ戻そうと最善を尽くしたが、地元行政当局の厳しい政策により、青年はいまだに釈放されていない。

カンボジアのインド大使館は緊急証明書(渡航証明書)を発行したにもかかわらず、現地の厳しい規制のために青年を解放できていない。

現在、青年は国際NGOの保護施設におり、食事と宿泊を提供している。

ゴア州NRI問題委員会のアンソニー・ドゥスーザ所長は2024年7月、この青年の母親から、雇用目的でタイに渡った息子がトラブルに巻き込まれているという苦情を受けたと語った。

ドゥスーザ氏によると、委員会は直ちに行動を開始し、連邦政府を通じてカンボジアのインド大使館と連絡を取った。

「インド政府の介入により、青年はインドに戻るための緊急証明書が発行されました。しかし、カンボジア政府のある規則により、地元行政は若者を解放することができない」と述べた。

出典 カンボジアで立ち往生したポンダの青年、助けを待つ