カンボジア保険監督庁（IRC）の報告書によると、保険業界の2024年の総保険料は3億5,640万ドルで、2023年に比べ3.5％増加した。
同報告書によると、昨年発生した保険金総額は約7,970万ドルで、前年の6,700万ドルから18.9％増加した。
保険業界の総資産は現在10億ドルを超えている。
IRCのブー・チャンフィルー事務局長は、保険部門は社会保障制度を支える重要な役割を果たしており、国の経済発展に積極的に貢献していると述べた。
「保険普及率と保険密度の数字は、カンボジアの保険市場にさらなる成長の余地があることを示している。また、保険のメリットや利点について、国民への働きかけや教育が必要です」と語った。
2023年のカンボジアの保険普及率は国内総生産の1.16％で、保険密度は1人当たり21ドルである。
カンボジアの保険市場には、損害保険会社18社、生命保険会社14社、マイクロ保険会社7社、再保険会社1社、保険ブローカー20社、保険代理店39社、損害調査会社3社、クレーム・マネージャー2社、保険数理会社1社がある。
