カンボジア空港投資株式会社と植野篤志、日本からの直行便について協議

カンボジア空港投資株式会社(CAIC)の代表と植野篤志カンボジア日本大使は月曜日、建設中のテチョ国際空港への日本からの直行便について協議した。

CAICのチャールズ・バン取締役によると、会談は植野篤志の現地視察中に行われた。

「会談の中で、駐カンボジア日本大使は日本からカンボジアへの直行便を促進することを約束しました」とバン氏は会談の際に記者団に語った。

カンボジアと日本を結ぶ直行便は、東京に本社を置く全日空によって運航されていたが、コロナのパンデミック時に運行を停止した。

国家民間航空事務局によると、2025年1月20日現在、テチョ国際空港の建設は94%完了しており、2025年7月の運用開始を予定している。

CAICは、国家民間航空事務局(SSCA)を代表とするカンボジア王国政府(RGC)とOCICのジョイントベンチャーである。

テチョ国際空港プロジェクトは、共同投資による約15億ドルの投資資本を有する。

2025年完成予定の第1期は年間約1,300万人の旅客に対応可能。

2030年完成予定の第2期は年間約3,000万人、2050年完成予定の最終期は年間5,000万人の旅客に対応できる。

先日の会談では、フオット・ハック観光大臣と植野篤志日本大使が、大阪で開催される2025年万国博覧会への参加を通じて、カンボジアと日本の観光ポテンシャルの促進を強化する方法について意見を交換した。

また、カンボジアと日本を結ぶ直行便の就航に向けた協力の強化、両国の民間観光セクターを対象としたファムトリップの企画、両国の観光機会の認知度を高めるための共同プロモーションビデオの制作などについても触れられた。

同省の報告書によると、カンボジアは2024年の最初の11ヶ月間に100,022人の日本人観光客を迎え入れ、前年同期の75,685人から32.2%増加した。