ポーンモニロート副首相兼経済財政大臣は先週末、加藤勝信財務大臣兼金融担当大臣を表敬訪問した。
昨日発表された経済財務省のプレスリリースによると、会談の中で、ポーンモニロート副首相は、日本政府と国民に対し、平和追求プロセスへの積極的な貢献とカンボジアの社会経済発展への支援に対する深い謝意を表明し、2023年に昇格した両国の包括的戦略的パートナーシップと友好協力の絆が絶えず強化・拡大されていることを確認した。
また、譲許的・非譲許的の両面における日本の融資は、カンボジア王国政府(RGC)の優先的なニーズにタイムリーに応え、経済成長を促進し、人々の生活を向上させるためのインフラ整備に大きく貢献してきたと述べた。
さらに、日本政府からの融資は、カンボジアの域内接続に貢献し、地域や世界との経済統合につながっていると続けた。
日本側からは、加藤勝信がカンボジアにおける日本の協力融資の実りある成果、特に道路、橋、国際港湾、灌漑システム、電力、病院、学校などの物理的インフラ整備を高く評価した。
日本企業を含む民間セクターからの貢献は、経済発展と雇用創出において重要な役割を果たし、カンボジア人の生活水準の向上に役立っていると述べた。
加藤勝信副総理は、政府開発援助を通じてカンボジアを支援する一方で、日本政府は日本企業によるカンボジアへの投資にも注力しており、これはカンボジアの経済成長と持続可能な開発を支える重要な要素であると強調した。
ポーンモニロート副首相は、民間セクターの発展はRGCの優先事項であり、RGCは戦略家である一方、民間セクターは経済成長のエンジンであると考えていると強調した。
経済財務省は、RGCの五角形戦略-フェーズ1に従って、カンボジアと日本の間の金融・開発協力を引き続き促進していく、と付け加えた。
双方はまた、ASEAN、ASEANプラス1、ASEANプラス3の枠組みにおける経済・金融協力についても議論した。