10月30日、中国のタイヤメーカーセイルン社は、カンボジアに「カンボジア・カンポット経済特区プロジェクト」(Kampot SEZ)と呼ばれる工業団地を建設すると発表した。
さらにセイルン社は、カンボジアにKampot SEZの実施を担当する100%子会社Kampot Bay Investment Co. プロジェクトの総投資額は約1億1,000万米ドルで、Sailunの自己資金で賄う。
2021年3月、セイルン社はカンボジアのプロジェクトに11億7800万元を投資し、そこで500万本の「セミスチールラジアルタイヤ」を生産すると発表した。6月までに、投資額は22.9億元、生産能力は年間900万本に増加した。投資額とゴム消費量の両方を考慮すると、セイルン社は第1段階で年間約300万本の生産能力を達成し、現在から2026年の間に900万本まで増加させる計画である。