カンボジア商工会議所(CCC)と大韓商工会議所(KCCI)は、韓国の投資家をより多くカンボジアに誘致するため、投資と貿易の協力を促進することに合意した。
この合意は、CCCのリム・ヘン副会長とKCCIのイ・ソンウ副会長が共同議長を務め、先週韓国のソウルで開催された両会議所の会合でなされた。
双方はまた、将来の協力プロジェクトについて話し合い、相互のビジネスチャンスを探った。
ヘン副会長は、両会議所が今年5月16日にカンボジア・韓国ビジネスフォーラムを成功裏に開催し、覚書に署名したことに満足感を示した。
この覚書は、二国間自由協定およびパートナーシップ協定に基づいて締結された。
ヘン副会長は、韓国とカンボジアがカンボジア・韓国自由貿易協定、メコン・韓国協力、地域包括的経済連携(RCEP)協定など多くの協力枠組みを持っていることを挙げ、両国間の良好な関係を強調した。
「2つの商工会議所は、貿易・投資促進イベントの開催で協力し続けることができるため、両国の経済界を結ぶ重要な架け橋となる」とヘン副会長は述べた。
韓国はカンボジアへの最大の投資国のひとつであり、特に銀行、不動産、建設などの分野で投資を行っている。
ヘン副会長は、韓国商工会議所がカンボジアをビジネス訪問し、投資やビジネスチャンスについて理解を深めるよう呼びかけた。
ソンウ副会長は、KCCIはカンボジア商工会議所との良好な協力を継続すると述べ、同商工会議所が2025年初頭の適切な時期にカンボジアを訪問することを明らかにした。
両会議所の会談は、CCC代表団がフン・セン上院議長に同行し、9月9日から13日まで「共存への旅」をテーマに開催された「第25回世界知識フォーラム」に参加した際に行われた。
韓国はカンボジアにおける最大の投資国のひとつであり、特に銀行、不動産、建設などの分野で投資を行っている。
韓国の対カンボジア直接投資(FDI)は昨年3000万ドルを記録し、同国からのFDI総額は50億ドルに達した。