カンボジアとラオス、メコン川沿いのプラスチック汚染削減を誓う

カンボジアのイアン・ソファレト環境大臣とラオスのプボン・ルアンサイサナ天然資源環境副大臣は昨日、「環境へのコミットメントとメコン川のプラスチック汚染削減に関する共同協力」に関する覚書に署名した。
この覚書は、今週の火曜日から金曜日までプノンペンで開催された第6回大メコン圏環境大臣会合(EMM-6)の機会に調印された。

イアン・ソファレト環境大臣によると、カンボジア環境省とラオス環境省のMoUは、プラスチック使用量削減キャンペーンをさらに拡大し、メコン川をプラスチックフリー地域にすることを目的としている。

「これは、カンボジアとラオスの最初のステップであり、目標でもあります」と、ソファレト環境大臣はカンボジアが「クリーン」「グリーン」「サステイナブル」という3つの柱を掲げた環境政策戦略を打ち出した後に語った。

昨年、カンボジアはプラスチックの使用を減らすためのキャンペーン 「Today I do not use plastic bags 」を開始し、多くの地方で成功を収めた。今年開始された第2段階は、「カンボジアはクリーン、クメール人はできる」であり、衛生と陸上、水上、大気上の環境浄化に取り組むものである。

同大臣は、カンボジアとラオスの省庁間のMoUは、違法木材の国境を越えた出荷など、現在進行中の問題を含む国境を越えた資源犯罪を防止するキャンペーンにおいても重要な役割を果たすと付け加えた。

ソファレト環境大臣は、「このMoUは、環境保護全体に対する大きなコミットメントを表しています。私たちは、メコン川の農村部や両国の都市部の環境を破壊しているプラスチック汚染と戦うために、一歩一歩取り組んでいます。」