在カンボジア米国大使館のブリジット・エル・ウォーカー臨時代理大使は、カンボジアの投資家誘致の取り組みに楽観的な見方を示すとともに、カンボジア開発評議会（CDC）の米国における今後の任務の成功を祈念した。
彼女の発言は、火曜日にCDCの第一副会長であるスン・チャントール副首相との表敬訪問の際に行われた。
二国間関係について、ウォーカー臨時代理大使は、カンボジアと米国がより良いレベルまで関係を強化・拡大するために協力し続け、カンボジアの経済的・社会的発展の支援に貢献することを期待している。
チャントール副首相は、米国と過去にカンボジアに投資した企業に感謝した。王立プノンペン経済特区におけるコカ・コーラ社や、プルサットでフォード車を組み立てているRMA Automotive (Cambodia) Co Ltdなど、いくつかの米国の大企業がカンボジアへの投資を成功させている。
副首相はまた、アメリカやEUからのカンボジアへの投資を増やしてほしいと付け加えた。同時に、チャントール副首相は、カンボジアの投資環境を促進し、米国企業からの投資を求めるために、CDCが今月実施する「米国調査団」についてもウォーカー副首相に伝えた。
CDCを投資窓口とする政府による投資促進は、カンボジアの外国投資家に対するオープンな姿勢を示すものであり、チャントール副首相は今後、米国からの直接投資が増加することを期待している。
ウォーカー副首相が、政府が優先的に投資する対象セクターについて質問したのに対し、チャントール副首相は、カンボジアの経済成長に付加価値をもたらす自動車、電子部品、農業といった主要セクターを強調した。
