インドネシア、カンボジアに50万ドルの軍事援助

インドネシア共和国政府は、50万ドル相当のライフル、拳銃、弾薬の形でカンボジアに軍事援助を提供した。
この援助は、プノンペン国際空港で行われた式典で、サント・ダルモスマルト駐カンボジアインドネシア大使によって手渡された。カンボジア側を代表して、カンボジア王国軍(RCAF)副司令官兼カンボジア軍司令官のマオ・ソファン将軍が出席した。

カンボジアへの軍事支援には、SS2-V5 A1ライフル150丁、G2エリート・ピストル20丁、5.56x45mm弾薬(M16)50万発、9x19mm弾薬(小火器)50万発が含まれる。

サント・ダルモスマルト大使は、「このような強い結びつきが、ここ数年、様々な分野における二国間協力の重要な高まりの基盤となっていることを嬉しく思います。国交樹立65周年を祝うこの時期に、このようなことができることを光栄に思います」と述べた。

サント大使はまた、二国間の防衛・安全保障協力の継続的な強化が、両国のみならず地域全体の平和と安定にプラスに寄与することへの期待を表明した。

「予断を許さない世界的な安全保障環境の中で、インドネシアとカンボジアが、緊密な隣国として、またASEAN共同体のメンバーとして、互いの軍事力を相互に強化する努力を支援することは重要である」と大使は付け加えた。

カンボジア政府に提供された援助は、インドネシアの一流軍事装備メーカーであるPT. PINDADによって製造された。これは、インドネシアの防衛産業の可能性を示すものであり、長年にわたり両国間の様々な能力構築や人材交流プログラムを含むインドネシア・カンボジアの防衛・安全保障協力に新たな局面を開くものである。

マオ・ソファン氏は、両国と軍隊の間の強力で永続的な協力が継続することへの期待を表明した。また、マオ・ソファン氏は、大使と代表団の健康、幸福、そしてあらゆる努力の成功を祈念した。