国民議会、退任する中国大使の功績を称賛

カンボジア国民議会のクオン・スダリ議長は、退任する駐カンボジア中国大使の王文天大使の功績を称え、両国関係の強化と協力における彼の役割を強調した。
王大使とのお別れの会見で、スダリ議長は大使の退任を知り、遺憾の意を表明する一方、歴代の大使とともに、二国間関係の深化と拡大に尽力した彼の功績を称えた。スダリ議長は、こうした努力が両国にとって大きな利益をもたらし、長年にわたる強固な友好関係を強化し、包括的な戦略的パートナーシップへと前進させたと述べた。

スダリ議長は、王大使の在任中、特にハイレベルの協力や、新時代におけるカンボジアと中国の運命共同体の構築を目指す2024年から2028年の行動計画を通じて、二国間関係が強化されたと付け加えた。

王大使は、スダリ議長との会談の機会とカンボジア国会全体の支援と協力が、6年近くにわたるプノンペンでの外交任務の成功に貢献したことに感謝の意を表した。

また、フン・セン前首相兼上院議長とフン・マネ現首相のリーダーシップの下、特にコロナとの闘い、パンデミック後の社会経済復興、ASEAN首脳会議、アジア欧州議会パートナーシップ、ASEAN列国議会同盟などの国際イベントの開催など、カンボジアの大きな進展と成果を称賛した。これらの成功は、カンボジアの国際的地位を著しく向上させた、と王大使は述べた。

王大使は、中国とカンボジアは「鉄壁の友情」を共有していると付け加えた。

スダリ議長は、カンボジアと中国の友好関係の発展と強化に誇りを示し、ワン氏の外交官在任中の数々の成果を強調した。例えば、2019年、中国とカンボジアは、新たな、質の高い、高水準の中国・カンボジア運命共同体を確立するための覚書に署名したという。
スダリ議長は、中国とカンボジアの関係を、誠実、平等、相互尊重、価値、理解の原則に立脚した新しいタイプの国際関係のモデルと見なしている。