カンボジア、1~4月の衣料品・履物・旅行用品輸出が17%増を記録

カンボジア商務省が水曜日に発表した報告書によると、カンボジアは2024年1-4月期に37億6,300万ドル相当の衣料品、履物、旅行用品(GFT)を輸出し、前年同期の32億1,100万ドルから17%増加した。

同報告書によると、1-4月期のアパレル・繊維製品は27億4800万ドルで、前年同期比20.4%増であった。

報告書によると、履物は4億5370万ドルで前年同期比3.8%増、旅行用品は5億6200万ドルで前年同期比14%増であった。

アジア開発銀行カンボジア上級経済担当官のプーラン・ドゥン氏は、2024年のカンボジア経済見通しに関する記者会見で、GFT部門の極めて重要な役割を強調した。同部門の成長は、カンボジア全体の経済成長率(今年は5.8%と推定)に大きく貢献するだろうと予測した。

同氏は、GFT輸出の見通しは「ポジティブ」であり、2023年最終四半期以降、GFT輸出は勢いを増していると述べた。

GFT産業は東南アジア諸国で最大の外貨獲得国である。

カンボジア最大の外貨獲得国であるGFT産業は、同国の重要な雇用主である。労働職業訓練省によると、現在約1,680の工場と支店があり、約91万8,000人の労働者に仕事を提供しており、その大半が女性である。