カンボジアとカナダは、貿易・投資分野における二国間協力の促進、地域的な連結性の促進、ASEAN・カナダ自由貿易協定(FTA)の策定を称賛し、約束した。
カンボジア開発評議会(CDC)のスン・チャントール副首相兼第一副会長と、新たに駐カンボジアカナダ大使に任命されたピン・M・キトニコネ氏との会談が、今週初めにCDC本部で行われた。
その席上、チャントール副会長は、カンボジア王国政府(RGC)が2050年に高所得国になるというビジョンを強調し、人的資源の強化や、産業の多様化、技能の強化、人々の付加価値の創造を図るため、自動車、電子機器、スペアパーツ、食品加工など、あらゆる産業分野への海外からの投資を拡大することが必要であると述べた。
CDC副総裁はまた、約150万人のカンボジアの若者に職業訓練を提供することを含む、RGCが実施している計画や、世界中の潜在的な企業にカンボジアへの投資を呼び込むCDCの使命についても言及した。
また、この機会に、カンボジアの社会経済発展に対するカナダのこれまでの貢献に感謝した。
カンボジア側からは、ピン・M・キトニコネ氏が、カンボジアの平和、安定、発展、両国間の良好な協力関係、特にカナダ国立銀行の子会社であるABA銀行など、カナダからカンボジアへの活発なビジネスと投資について高く評価した。