カンボジアと日本、様々な分野で二国間関係を促進へ

カンボジアと日本は、貿易、投資、労働、姉妹都市の設立など、様々な分野における二国間関係の強化について協議した。
5月2日、宮城県仙台市の宮城県民会館にて、リム・ロック・ピセス商務部長官とトゥイ・ライ駐日カンボジア大使が伊藤哲也宮城県副知事と会談した。

商務省のニュースリリースによると、この会談は、カンボジアと仙台間の貿易、投資、観光、展示会活動の潜在的利益、宮城県におけるカンボジア人労働力の潜在的増加、日本の仙台と海沿いに位置するカンボジアの地方/都市を結ぶ都市の形成に関する実現可能性調査について話し合う場となった。
日本側は近くカンボジアを訪問し、関係省庁・機関のカンボジア政府関係者と会談する予定である。

5月1日、リム・ロック・ピセス商務部長官は日本の神奈川県厚木市にあるカンボジア民間商業センターとクメール村の建設進捗状況を視察し、カンボジア民間商業センターを管理・運営する株式会社コジマホールディングスと会談した。
リム・ロック・ピセス商務部長官は、厚木のカンボジア民間商業センターに感銘を受け、その優れた組織と魅力に言及した。また、カンボジアの貿易・投資情報のハブとして、またクメール製品、クメール料理、伝統的なクメール文化を紹介・宣伝するプラットフォームとしての重要性を強調した。

その際、リム・ロック・ピセス商務部長官は、カンボジアと日本間の貿易・投資活動の促進に貢献してきたカンボジア民間商業センターの努力を高く評価し、同センターが今後も人材育成やビジネスマッチング・セミナーを開催し、カンボジアでのビジネスを希望する日本の投資家のためにビジネスを促進することを奨励した。