ラオス大統領、カンボジア国民議会にラオス国民議会との経験共有を要請

訪問中のラオス人民民主共和国大統領トンローン・シスーリス博士は、カンボジア国民議会に対し、あらゆるレベル、あらゆるスキルにおいて、ラオス国民議会と経験を共有するよう要請した。
トンローン・シスーリス博士は、昨日プノンペンの国民議会宮殿でカンボジアのクオン・スダリー 国民議会議長と会談した際、前大統領の2日間のカンボジア国賓訪問中にこの要請を行った。

ラオス大統領はまた、両国民と国に利益をもたらすため、両国民議会の積極的な協力を強化するよう要請した。

トンローン・シスーリス博士は、カンボジアとラオスがそれぞれの国の独立のために肩を並べて闘ってきた長年の友好と協力を想起した。カンボジアとラオスの関係は、両国の人々にとってかけがえのない財産であると強調した。
カンボジア側からは、クオン・スダリー氏がトンローン・シスーリス博士のカンボジア訪問を温かく歓迎し、伝統的な友好関係、善隣関係、緊密で永続的な連帯の強化・拡大、特に両国と国民に相互利益をもたらす「長期的・包括的戦略的パートナーシップ」のレベルまで二国間関係を向上させることに貢献する重要な原動力であり、非常に意義深いものであると強調した。

カンボジアの国民議会議長は、CLVサミットの開催におけるラオスの成功に祝辞を述べるとともに、今年末のASEANサミットとASEAN列国議会同盟会議の開催におけるラオスのさらなる成功を祈念した。

カンボジアの国民議会を代表して、スダリー氏は、先月カンボジアのサムデク・モハボルティパデイ・フン・マネ首相がラオスを公式訪問し、両国政府がエネルギー、貿易、教育、観光、安全保障、国防、国境を越えた麻薬や人身売買の取り締まりなど、主要分野に関する7つの協定や覚書に署名したことへの支持を表明した。