ヘン・スール労働職業訓練相は3月28日、長野県カンボジア日本友好促進連盟と会談した。話し合いの焦点は、労働市場の拡大とカンボジア人の技能強化の機会を見つけることであった。
大臣は、カンボジアと日本の政治的関係があらゆる角度から戦略的なレベルに達しているため、カンボジアと日本の労働市場を拡大する機会だけでなく、様々な協力の機会が開かれていることを強調した。
同時に日本は現在、労働協力の分野でますます門戸を開いており、その結果、カンボジアの国民が日本の近代的な技術に関する専門的な訓練を受けることができるようになったと述べた。
この点で、大臣も国民の技術力の強化がカンボジアの望む協力の重要な要素であることに同意した。加えて大臣は、生産性強化のためにカンボジアで近代的な技術力を訓練する意向のある日本側に対し、共感と感謝の意を表明した。
日本側はまた、カンボジア政府ならびに労働職業訓練省の日本企業に対する信頼と継続的な協力を強調し、謝意を表明した。
労働市場を拡大し、カンボジアと日本の間の職業能力を強化する機会を模索していることについて、大臣は、カンボジア側は協力が円滑に行われ、実りある成果が得られるよう支援する用意があることを確認した。