カンボジアからインドネシアへ12万5千トンのコメ輸出へ

カンボジアとインドネシアは、同国から12万5千トンの米を輸出することに合意した。
この合意は、水曜日にプノンペンで行われたパン・ソラサック商務大臣とインドネシア外務副大臣との会談で発表された。
カンボジアを2日間訪問したPahala Nugraha Mansury氏は、Pan Sorasak氏、Dith Tina農林水産大臣、Cambodian Rice Federation (CRF)とカンボジアからの米の購入について会談を行った。
「インドネシアはカンボジアから125,000トンの米を購入することに合意した。その内、100,000トンの白米をBulogとGreen Tradeを通じて、25,000トンの高級米をID Foodとカンボジア米連盟のメンバー間で購入することに合意した。」
価格や出荷時期を含むその他の条件については、近い将来協議される予定である。
また、カンボジアとインドネシアは、4年間にわたり年間25万トンの米の貿易に関する覚書を改定することに合意したと同省は述べた。
Sorasakは、インドネシアの投資家が自国と国際市場への輸出のための基準に従って精米所に投資することを奨励した。
8月15日のDith Tinaとの会談で、Pahala Nugraha Mansury氏は、インドネシアは食料安全保障を確保するために、カンボジアを含む他国からより多くの米市場を見つける必要があると述べた。
カンボジアの米は品質が良く、特にASEAN加盟8カ国で認められ輸入されていることに触れ、「インドネシア市場におけるカンボジア米の存在は、貿易分野における両国の協力の新たな証となるだろう 」と述べた。

インドネシアはまた、カンボジアへの肥料の供給だけでなく、精米所、倉庫や物流インフラへの投資にも興味を持っている、と彼は言った。
カンボジアのフン・セン首相とインドネシアのジョコ・ウィドド大統領が電話会談を行い、インドネシアがカンボジアからコメを輸入する意向を確認した数日後に、インドネシアからカンボジアのコメを購入することで合意した。
農林水産省は、国際市場での米価上昇の恩恵にあずかろうと、地元での米の生産を強化している、と同省のイム・ラクナ報道官は述べた。
「カンボジアは、インドの米輸出禁止から利益を得るため、地元の精米工場が米を保管する能力を強化し、加工を増やし、国際市場へ直接輸出する戦略を立てています。」
カンボジアは今年第1学期に329,633トンの精米を輸出し、約2億2,900万ドルの収入を得た。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です