ASEAN事務総長、貿易拡大と投資誘致を目指す

ASEANのカオ・キム・ホーン事務総長は、貿易の拡大とASEAN地域への投資誘致を目指す考えを表明するとともに、ASEAN市民の能力と競争力を高めるための能力開発計画を提起した。
カオ・キム・ホーン事務総長は、2024年3月12日、プノンペンのカンボジア開発評議会事務所にて、スン・チャントル副首相兼カンボジア開発評議会第一副会長を表敬訪問した際、このように発言した。

スン・チャントール副総理は、カンボジアの国家開発計画について、陸路、水路、空路の主要プロジェクトに関する国家インフラ開発計画、特にメコン川水系と海路を結ぶカンボジア初の歴史的プロジェクトであるフナン・テチョ運河について説明した。

また、カンボジアの総合複合一貫輸送・物流マスタープラン2023-2033についても言及し、道路、鉄道、河川輸送、海上輸送、航空輸送、物流、複合一貫輸送を含む7つの統合マスタープランがあり、総額366億ドルの設備投資に相当する174のプロジェクトが予定されている。

スン・チャントル氏によると、カンボジア開発評議会はカンボジア王室第7次政権の5つの優先事項(人、道路、水、電気、技術)の1つである投資プロジェクト登録の近代化を実施しており、投資家がカンボジア開発評議会にQIP(適格投資プロジェクト)登録をより簡単に、より早く、より透明性をもって申請できるようなポータルを構築している。