日本企業、コンポントム州のカシューナッツ加工工場拡張に100万ドルを追加投資

MIRARTHホールディングス株式会社(代表取締役:島田和一)のグループ会社である株式会社レーベンクリーンエナジー(代表取締役:谷口健太郎、以下「LCE」)は、この度、株式会社トッププランニングJAPAN(代表:村山哲生、以下「TPJ」)、株式会社福山コンサルタント(代表:栄徳洋平)と共に、MIRARTHグリーンテック株式会社(国内法人)および同社100%出資によるMIRARTH Agri Tech Co., Ltd.(カンボジア現地法人)は、海外市場に輸出するカシューナッツを加工する工場をコンポントム州に建設することを決定した。

同社は、海外市場への輸出を増やすため、コンポントム州のカシューナッツ加工工場の増設に100万ドル以上を投資することを決定した。

農林水産省のタッチブンアワー長官は、2月28日(水)に行われたコンポントム省カンポンスヴァイ地区での日本企業によるカシューナッツ加工工場の建設現場の起工式で、日本の投資について語った。

彼は、コンポントム州は農工業作物、特にカシューナッツの可能性がある州として広く知られていると述べた。

同高官はさらに、カンボジアのカシューナッツのほとんどは、乾燥工場、倉庫、加工方法がないため、未加工のまま輸出されると述べた。

コンポントム州のプレム・ラタ副知事は、コンポントム州はゴム、マンゴー、カシューナッツなどの農工業作物の栽培が可能な州であると述べた。中でもカシューナッツは15万ヘクタール近くで栽培されており、1ヘクタール当たりの年間平均収穫量は1.5トンである。

MIRARTH Agri Tech Co., Ltd.の谷口健太郎社長によると、カシューナッツ加工工場の建設プロジェクトには約100万ドルかかったという。工場の大きさは58メートル×20メートルで、1日に10トンのカシューナッツを処理できる生産設備を備えているという。

起工式では、日本企業はプレアビヒア州とコンポントム州の10のコミュニティと購入契約を締結した。