カンボジアのフン・セン前首相は木曜日、東京で国連カンボジア暫定統治機構前事務総長特別代表の明石康氏と会談した。
会談の中で明石氏は、1990年代初頭にカンボジアで行った1年半の任務を振り返り、平和、繁栄、発展のための王室政府の功績に高い評価を表明した。
一方、国王最高枢密院議長であるフン・セン氏は、「カンボジアが完全な平和と急速な発展を達成できたのは、当時の国連カンボジア暫定統治機構と関係諸国との協力、そしてカンボジア自身の努力のおかげである」と述べた。
また、否定できない事実として、カンボジアは戦争で荒廃した国から平和な国へ、戦場から開発地帯へ、清潔な水と電気の不足から十分な清潔な水と電気へと変化したことを強調した。
プノンペンの首都は400平方キロメートル以上から700平方キロメートル以上に拡大し、一人当たりのGDPは以前の100米ドルから現在2000米ドル以上に跳ね上がった。
双方は、国家経済開発を新たなレベルへと前進させ、カンボジアと日本の二国間関係を強化・深化させる上で、新世代の指導者たちに楽観的な見方を示した。