カンボジアと日本、貿易・投資関係を強化する7つの覚書に調印

カンボジアと日本は月曜日、包括的戦略的パートナーシップに大きな弾みをつけるため、防衛・安全保障、貿易・投資、インフラ、空路接続などの分野における二国間関係を強化する7つの覚書に調印した。

東京で開催された「日本・ASEAN50周年記念首脳会議」の3日目、フン・マネ首相は岸田文雄外相と会談した。岸田外相は、第50回日本・ASEAN首脳会議と「アジア・ゼロ・エミッション共同体首脳会議」に出席するカンボジア首相とカンボジア政府の上級代表団を温かく歓迎した。

また、カンボジアのあらゆる分野での緊密な協力、特にウクライナの地雷除去専門家の訓練における最近の協力に感謝した。

フン・マネ首相は、世代を超えた心の通い合うパートナー、経済と社会の共創のためのパートナー、平和と安定のためのパートナーなど、日本のアジア・ゼロ・エミッション共同体首脳会議関連イニシアティブへの支持を示すとともに、2つのサミット開催における日本の成功を祝った。

カンボジアと日本の外交関係樹立70周年、特に両国関係をCPSに格上げした年を記念し、フン・マネ首相は、防衛・安全保障、貿易・投資、インフラ接続、直行便の再開といった分野でのさらなる関係強化を目指した数々の協力の方向性を説明した。

日本の首相は、過去数十年間におけるカンボジアの緊密な友好関係と実りある協力関係を高く評価し、カンボジア首相と協力して相互の利益のために新たな成果に努めることを約束した。

情報省のプレスリリースによると、両首相は、電子政府推進に向けた国家データセンター開発プロジェクト、都市部におけるデジタル水供給管理システム開発プロジェクト、電子航法地図作成のための水文観測船要請プロジェクトなど、7つのMoUの調印式を主宰した。 また、カンボジア郵政省と日本の総務省との間で、カンボジアのデジタル経済・社会発展のための協力に関する共同MoUの調印にも立ち会った。

カンボジアと日本の首相はまた、カンボジア国立銀行と日本の経済産業省との間のQRコードによる国境を越えた決済協力に関する覚書の調印や、鉱山エネルギー省とミネベアミツミ社およびシュナイテック社との間の太陽エネルギープロジェクトの協力に関する覚書、鉱山エネルギー省とErex社およびSPHP(カンボジア)社との間のバイオマスエネルギープロジェクトに関する覚書の調印にも出席した。

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