カンボジア、11ヶ月のコメ輸出で13億5千万ドル稼ぐ

農林水産省農業総局が金曜日に発表した報告によると、カンボジアは今年11ヶ月間で籾と精米の輸出により13億5千万ドルを稼いだ。

報告書によれば、1月から11月までの間に、カンボジアは約60万トンの精米を海外市場へ出荷し、5億1500万ドル、8億1400万ドル相当の240万トンの籾米を得た。

輸出された米の品種は、香り米、有機米、白米、パーボイルドライス、ジャポニカ米などである。

農林水産省のイム・ラチュナ報道官は、「政府と民間セクターの共同努力が輸出に役立った」と述べた。

「私たちはカンボジアの農業部門に経済的利益をもたらし、それによって国の経済成長を助けるという主な目標を持って協力しています」とラチュナ報道官は述べた。

中国とヨーロッパはカンボジアの精米の主要市場である。

カンボジア米穀連合会は、2023年のカンボジアの米輸出目標を70万トンに設定している。

一方、カンボジアは最初の11ヶ月間に400万トン近くの米以外の農産物を海外に出荷し、25億ドル以上を稼いだと報告書は述べている。
主な輸出品目は、米、バナナ、マンゴー、キャッサバ、カシューナッツ、トウモロコシ、パーム油、コショウ、タバコなどである。

「農業はカンボジア経済を支える4本柱のひとつである。2021年の国内総生産に24.4%寄与している、」と同省は述べた。

また、カンボジアは中国への精米輸出を20%増加させる予定である。これは昨年9月にフン・マネ首相が明らかにした。

衣料品労働者の集まりで演説した際、首相は、中国との貿易関係は、地元の人々のために何十万人もの雇用を創出する多くの巨大な投資プロジェクトを得ることによって、カンボジアに利益をもたらし、また、国の輸出、特に農業部門を増加させたと強調した。

フン・マネ首相によると、中国の習近平国家主席は、カンボジアのコメ輸出を約20%増加させるという提案に同意したという。フン・マネ首相はまた、中国の多くの都市に農産物をより多く輸出する可能性を研究するよう関係機関に要請した。
彼はまた、民間部門、特に米の輸出業者に対し、米の輸出を促進し、近隣諸国と比較して競争力を高めるために一致団結して取り組むよう促した。

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