アンコール遺跡公園の入場パス売上、1-10月で2,780万ドルを記録

国営アンコール・エンタープライズの報告によると、今年1月から10月までのアンコール遺跡公園の入園パスの売上高は、312%増の2,780万ドルに達した。国営アンコール・エンタープライズの報告書によると、1月から10月までの外国人観光客への入域証の売上は602,570枚に達し、前年同期比255%増を記録した。

報告書によると、10月だけで63,009人の外国人観光客が来園し、290万ドルのチケット売上があったという。入園料は1日37ドル、3日62ドル、1週間72ドルとなっている。

シェムリアップ州北西部に位置し、1992年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された考古学公園は、カンボジア全土で最も人気のある観光地である。

2023年末までに450万人から500万人の外国人観光客が同カンボジアに到着すると予想されており、これは前年から年間227万人の増加である。

「真新しいシェムリアップ・アンコール国際空港は、カンボジアの観光と社会経済開発を後押しするだろう」とフン・マネ首相は述べた。「この新しい機会は、シェムリアップ州の観光だけでなく、カンボジアの観光にとっても強力で重要な可能性を持つだろう」と10月31日に首相は述べた。同首相はまた、投資家の誘致に役立つだけでなく、住民にも地元経済への利益をもたらすだろうと付け加えた。

10月16日に開港したシェムリアップ・アンコール国際空港は、ソトルニクム郡タイエックコミューンに位置し、シェムリアップ州都から50キロの距離にある。世界各地からの長距離便に対応できるシェムリアップ・アンコール国際空港は、滑走路3,600メートル、バース38基を持つ4Eレベルの国際空港で、年間700万人の旅客を収容できる。2040年以降、空港の年間利用者数は1,200万人に達する見込みである。

カンボジア経済の4本柱の1つである観光業は、カンボジアに多くの人々を惹きつけている。2022年には220万人の外国人観光客が訪れ、前年比11%増となった。

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