カンボジア開発評議会(CDC)事務総局のヒアン・ソテアユット副事務総長は月曜日、ウィング銀行本社を訪問し、投資家および一般市民向け公共サービスの向上を目的としたデジタル連携の進捗状況を確認した。
会談では、ヒアン副事務総長がウィング銀行のドミトロ・コレチコ最高経営責任者(CEO)と面会し、同行の発展戦略や新技術の導入状況、さらにCDCの各種サービスに対するデジタル・プラットフォームを通じた利便性の高い決済ソリューションの提供について意見を交わした。
今回の訪問では、ウィング銀行のデジタルバンキング・システムとCDCのオンライン決済インフラとの統合における進展が強調された。同行の技術的取り組みにより、CDCオンライン・シングルポータル(cdcOSP)決済システムとの相互接続が確立された。現在、両者はCDC向けデジタル公共サービス収入徴収の正式開始に向け準備を進めている。
CDCは、2024年11月以降、投資プロジェクト登録の中核プラットフォームとして運用されている「カンボジア投資プロジェクト管理システム(cdcIPM)」を通じ、投資手続きのデジタル化を加速させている。同システムは、行政手続きの迅速化、透明性の向上、そして投資環境の強化を目的としている。
特に、cdcIPMはcdcOSP決済システムと連携しており、投資家はQRコード決済、モバイルバンキング、VisaやMastercardなどの国際カード決済を含む多様なデジタル決済手段を利用できる。また、申請者は投資案件の進捗状況をより効率的に確認することが可能となる。
CDCは、投資家および開発パートナー向けの決済手段拡充は、公共サービス提供の近代化と経済成長を支える政府の広範な戦略を反映するものだと指摘する。デジタル金融インフラの強化は、2050年までに高所得国入りを目指すカンボジアの長期的目標に向けた重要な一歩と位置付けられている。