エティハド航空、アブダビ~カンボジア間の初直行便を就航

世界的な航空会社であるエティハド航空(Etihad Airways)は、アラブ首長国連邦アブダビからカンボジアへの初の直行便を正式に就航し、10月4日にテチョー国際空港で記念すべき初便の着陸が行われました。

この歴史的な直行便の就航は、カンボジアの航空史における新たな時代の幕開けを意味し、「王国と世界をつなぐ新しい架け橋」となります。

観光省のフオット・ハック観光大臣は、観光省代表団を率いて民間航空当局や民間セクター関係者と共に、エティハド航空の初便を盛大に出迎えました。

ハック大臣は次のように述べています。
「これはクメール民族の誇りです。カンボジアは、世界的航空会社であるエティハド航空による、アラブ首長国連邦アブダビからの史上初の直行便就航を祝っています。」

また大臣は、この新たな航空路線の開設が「国際観光客の増加する需要を満たすだけでなく、近年におけるカンボジア航空産業の急速な発展を象徴している」と強調しました。

「この成果は、フン・マネ首相の現実的な指導のもと、第7期国民議会およびカンボジア王国政府(RGC)のたゆまぬ努力の証です」とも述べました。

エティハド航空(カンボジア)によると、2025年10月3日より、同社はアブダビ~プノンペン間の直行便を正式に運航開始しました。初便では154名の乗客が搭乗し、そのうち90名がカンボジアからアブダビへ向かいました。

このフライトは約7時間のノンストップ運航で、週4便の定期運航が予定されています。