信託規制当局(TR)とカンボジア・マレーシア商工会議所(MBCC)は水曜日、信託分野への認知度向上と参加促進に向けた覚書(MoU)に署名した。起業家、事業主、投資家を巻き込み透明性を高めることが目的だ。
カンボジアの信託分野強化に向けた本合意は、9月3日にプノンペンにおいて、TRのソク・ダラ局長とMBCCのタン・キー・メン会長の間で調印された。
TRの発表によれば、本覚書は信託実務に関する国民の理解を深め、カンボジアの経済発展を牽引する役割を担う起業家、事業主、経営者を含むMBCC会員及びパートナーの関与を促進することを目的としている。
声明はさらに、この取り組みは、事業運営における透明性、資産保護、財務ガバナンスを支える信託分野への幅広い参加を促進するよう設計されていると付け加えた。
調印式には、カンボジアの信託分野における金融庁(FSA)規制当局、TR関係者、MBCC幹部、信託会社、リテンション・エスクロー事業者、評価会社、監査法人などの代表者が出席した。