カンボジアは2023年の最初の9ヶ月間に456,581トンの精米を輸出し、3億2,740万ドルの収入を得たとカンボジアライス連合会がプレスリリースした。
ニュースリリースによると、カンボジア王国は今年1月から9月までの間に57の国と地域に精米を輸出し、中国が商品のトップバイヤーであった。
ニュースリリースによると、カンボジアが輸出した米の品種は、香り米、有機米、白米、パーボイルドライス、ジャポニカ米などである。
カンボジアライス連合会のルン・イェン事務局長は、精米輸出の増加は、政府が米の新市場開拓を推進した結果であるとしている。
「新政府の努力は、カンボジアの製品を促進し、より多くの市場を開くために行われている」とヤン国務長官はKhmer Timesに語った。
カンボジアライス連合会は、カンボジアの2023年通年の精米輸出目標を70万トンに設定し、中国が巨大市場であると述べた。
インドが米の輸出を禁止したことで、各国の食料安全保障に対する懸念が高まり、自国の食料安全保障を守るために輸入を求める国も出てきた。
カンボジアは9月、インドネシアとコメの貿易協定を結び、来年から年間25万トンの輸入枠をインドネシアに割り当てた。
カンボジアは、世界最大の米輸出国のいくつかが輸出を停止した後、国家と世界の食料安全保障を改善するための重要な一部となりつつある、と農林水産省のヤン・サイン・コマ国務長官は以前述べている。
「カンボジアは、コミューンの農業関係者を配置し、農業契約と結びついたコミュニティや農民組合を構築することで、既存の土地での米生産を増やし、海外での米市場をさらに拡大する大きな可能性を秘めている」とコマ国務長官は述べた。
