教育省と日本企業、クメール語での数学教育をeラーニングで実施する契約を締結

教育・若年層・スポーツ省は、日本企業スララ・ネットと5年間の契約を締結しました。この提携は、クメール語での数学のeラーニングを提供し、カンボジアの生徒と教師のこの分野のスキル向上を支援することを目的としています。
調印式は昨日行われ、教育・若者・スポーツ大臣兼副首相のハン・チュオン・ナロン氏と、スララ・ネットのCEOであるユノカワ・タカユキ氏、および同社のチームが参加しました。この協力関係は、教育技術(EdTech)を活用して子どもの数学学習能力の向上と教師のスキル向上に焦点を当てています。

このプロジェクトの目標は、カンボジアの小学校と中学校の生徒の数学スキルを向上させ、クメール語のデジタル教材を開発することです。さらに、基本的な教育資源の改善、教育におけるテクノロジーの活用促進、カンボジアの生徒の数学スキルを国際的に競争力のあるレベルに引き上げることを目指しています。

このプロジェクトは、教師が教育テクノロジーの活用を改善し、より良いカリキュラム戦略を策定し、パイロットフェーズにおける公教育の課題に対応するのを支援します。

スララ・ネットのCEO、ユノカワ・タカユキ氏は、同社と省との過去の協力関係について言及し、7年生向けのオンライン数学と科学の授業を提供してきたことを説明しました。また、クメール語が同社のeラーニングプラットフォームに追加され、既に英語、インドネシア語、スリランカ語のコースを提供していることも述べました。彼は、この新たなパートナーシップが数学のeラーニングプログラムを改善し、カンボジアでのアクセス性を高めると信じています。

副首相は、スララ・ネットが数学eラーニングプログラムにクメール語を追加したことに対し感謝の意を表しました。この変更は、カンボジアの生徒たちにより良い学習機会を提供します。