トヨタ・ツウショウ・マニュファクチャリング(カンボジア)株式会社は、カンボジアの自動車産業における技能開発を支援するため、技術訓練センターの設立計画を発表しました。この取り組みは、同社従業員だけでなく、カンボジアの一般市民にも恩恵をもたらすものとされています。
この発表は、金曜日にカンボジア開発評議会(CDC)のカンボジア投資委員会(CIB)事務局長であるチェア・ヴティ氏と、トヨタツウショウの社長である土屋健介氏率いる同社代表団との会合において、CDC本部で行われました。
土屋氏はCDCに対し、同社の事業進捗状況を説明し、最新の投資プロジェクトである「自動車技術分野の現地労働者の能力向上を目的とした技術訓練センター」の概要を説明しました。この取り組みは、カンボジア政府の「150万人の職業訓練・技術訓練プログラム」を含む、人的資本強化を目的とした同国の広範な政策と一致しています。
ヴティ氏は、同社の産業開発への貢献を強く支持し、訓練センター計画を歓迎しました。同氏は「このプロジェクトは当社の長期的なスキル開発ビジョンを支援し、カンボジアの産業労働力に意味のある貢献をもたらすでしょう」と述べました。さらに、カンボジア投資委員会は、新規投資プロジェクトの登録に必要な手続きを支援する用意があるとも付け加えました。
トヨタ・ツウショウ・マニュファクチャリング(カンボジア)株式会社は、2022年にカンボジア開発公社(CDC)から原則的な承認を受け、プノンペンのロイヤル・グループ特別経済区にトヨタ・フォーチュナーとトヨタ・ハイラックスの組み立て工場を設立する計画を進めています。