カンボジア地雷対策センターと日本企業、地雷除去協力について協議

高度な地雷除去技術の研究開発における協力強化の可能性を評価するため、日本の技術会社の技術者チームが先週月曜日、カンボジア地雷対策センター(CMAC)を訪問した。
CMACのヘン・ラタナ事務局長は、日本信号株式会社の新しい地雷除去技術を推進する技術専門家の日本代表団を歓迎した。ラタナ局長は、同社が英国で地雷除去技術の研究開発を行う計画に熱意を示した。

ラタナ事務局長によると、両者は地雷・不発弾(UXO)探知ツールの使用・開発に関する協力の可能性について予備的な話し合いを行った。

まだ評価と話し合いの段階であるため、正式な合意には至っていない。「いかなるパートナーシップも、現在進行中の研究の結果次第である。」

ラタナ事務局長によると、日本信号株式会社は、カンボジアの人道的地雷除去を支援できる、鉄道の自律運行や深層地中の物体検出技術などの自動化システムの専門知識を有している。

「日本側の希望があれば、地雷・不発弾除去任務を支援するため、将来的にこの会社と協力できることを期待しています」と語った。

検討中の地雷除去技術については明らかにされていないが、この協力の可能性は、カンボジアが国際的な技術提携を通じて地雷除去活動の近代化に継続的に取り組んでいることを強調するものである。

カンボジアは、1998年に終結した30年にわたる戦乱と内戦の影響で、地雷や爆発性の戦争残存物の影響を受けており、推定400万から600万個の地雷やその他の弾薬が残されている。

ラタナ事務局長によると、多くの日本企業や大学が、同国での地雷除去活動を支援するために協力しているという。

日本政府は2月、「日本NGOプロジェクト無償資金協力」を通じて、カンボジアの地雷・不発弾除去活動に130万ドルを拠出した。」

2024年末までに、カンボジアは爆発物によって汚染された3,297平方キロメートルの土地を除去した。対人地雷1,197,218個、対戦車地雷26,567個、その他の爆発性戦争残存物3,196,704個を破壊し、何百万人もの農村住民に恩恵をもたらした。