上半期の金輸出が好調

カンボジアは、より多くの国内金精製工場が商業生産を開始したことにより、今年上半期の金輸出が急増した。

9月25日に発表された経済財務省の報告書によると、カンボジアは今年の最初の6ヶ月間で5億4千万ドル相当の金を海外に輸出し、これは昨年の同じ期間に記録された1億3千4百万ドルから302％の急増となった。

第2四半期だけで、金輸出は4億5,600万ドルを記録し、昨年の第2四半期の4,900万ドルと比較すると821パーセントの増加となっている。

また、第一四半期の金輸出額8400万ドルと比較すると、439％増加したことにより、政府は約1300万ドルのロイヤルティを得た。。報告書によると
今年の最初の6ヶ月間、海外からの金の公式輸入はありませんでした。
現在、カンボジアには6つの会社があり、カンボジアで金の精製を行っている。鉱山エネルギー省の報告によると、9月の時点で、彼らは合計8,344キログラムの金鉱石を抽出している。
「2023年9月25日現在、6社は合計922個の金の延べ棒を精錬しており、これは8,344キログラム以上に相当する」と同省鉱山局長のウン・ディポラ氏はクメール・タイムズ紙に語った。

この6社には、モンドルキリ州ケオセイマ郡オクヴァブのRenaissance Minerals (Cambodia) Ltd.、プレアビヒア州プノンムロンのXinshan社、プレアビヒア州プノンムロン地区のDelcom Cambodia社、モンドルキリ州チョンプラス地区のRong Cheng社、クラティ州オトロン地区のXing Yuan社、Late Cheng Mining Development Co、 Ltd.の6社である。

6社のうち、モンドルキリ州のRenaissance Minerals社が7.8トン以上と最も多く産出した。同社は金鉱石をオーストラリアに輸出し、精錬している。

カンボジアの金を含む輸出総額は、2023年第1学期に100億9,900万ドルに達し、昨年より1.1％減少した。