カンボジア、ラオス、フィリピンとの貿易・投資を促進へ

ラオスおよびフィリピンとカンボジアとの二重課税協定(DTA)が間もなく発効することから、カンボジアのエコノミストは両国からの外国直接投資(FDI)と二国間貿易が増加すると楽観視している。

カンボジアの税務総局は、DTAは二重課税を回避するためのものではなく、いくつかのメリットを提供することで投資家の信頼と確実性を高めるものだと考えている。

国内メディアによると、そのメリットとは、締約国間の明確な租税ルール、特定の税金の減免、国内企業と外国企業間の租税差別の防止、租税争議の解決メカニズム、脱税撲滅のための情報交換システムなどである。

現在、カンボジアは11の国・地域とDTAを締結している。

カンボジアは、ミャンマーとのDTAに関する技術交渉を完了し、現在、アラブ首長国連邦、日本、モロッコ、フランス、カタール、アゼルバイジャンの6カ国とDTA交渉を行っている。