「カンボジア保険監督庁(IRC)は、カンボジア保険協会、カンボジア保険ブローカー協会(および保険機関と協力し、保険のメリットに関する認識を高め、保険サービスをより身近なものにするため、このほど「カンボジア保険デー2025」を開催した。
保険デーは4月26日から27日にかけてバッタンバン州で開催された。
正式な開会式は、経済財務省のロス・セイラバ国務長官兼ノンバンク金融サービス機構評議会の副議長、バッタンバン州のムール・トン副知事、カンボジア保険規制局のブー・チャンフィルー局長によって行われた。
このイベントには、ノンバンク金融サービス局評議会のメンバー、カンボジア保険協会会長、カンボジア保険ブローカー協会会長、関連政府機関、開発パートナー、商工会議所、保険機関、高等教育機関、ビジネス団体、バッタンバン州の一般市民が参加した。
保険デーは、国民に保険サービスに関する知識を高め、その普及を促進すること、王室政府の第七次立法であるペンタゴナル・ストラテジー・フェーズIに記載されている金融セクターにおける金融商品の多様化を促進するための王室政府の努力を示すこと、社会的セーフティネットの構築と国の経済成長の促進に貢献する保険セクターの極めて重要な役割について国民に知らせることの3つを主な目的として開催された。
カンボジアの保険部門の潜在的な成長と課題を認識し、チャンフィルー氏は「保険の日が保険の利点に関する認識を高め、保険サービスをバッタンバン州の市民に身近なものにすることで、バッタンバン州の社会経済発展の促進に直接貢献するという強い信念のもと、カンボジア保険監督局はこのイベントを企画しました」と述べた。
ロス・セイラヴァ氏は、社会保障制度を支え、国の経済発展に積極的に貢献する保険セクターの重要な役割と、近い将来カンボジアの保険市場をより高いレベルに引き上げるための重要な課題を強調した。
2024年には、18の損害保険会社、14の生命保険会社、7つのマイクロ保険会社、1つの再保険会社、20の保険ブローカー、40の保険代理店、4つの損害調査会社、2つのクレーム管理会社と2つの保険数理会社からなる合計108の保険機関がカンボジア市場で保険事業を展開している。
保険機関の増加とともに、カンボジアの保険市場は2024年には約3億5,700万ドルに増加し、保険普及率はGDPの1.13%、保険密度は1人当たり約20.65ドルである。