カンボジアとトルコ航空、直行便就航の可能性を探る

フオット・ハック観光大臣は月曜日、イスタンブールと間もなく開港するテチョ国際空港間の直行便就航の可能性について、トルコ航空のチーフ・コマーシャル・オフィサー、アフメット・オルムストゥール氏とハイレベル会談を行った。

昨日発表された観光省のプレスリリースによると、イスタンブールで行われた会談では、2025年末までに直行便を就航させる計画に焦点が当てられた。

また、カンボジアの観光ポテンシャルをトルコや世界各国からの旅行者にアピールするための戦略についても話し合われた。

イスタンブールに本社を置くトルコ航空は、世界最大の航空会社のひとつであり、120カ国以上にフライトを運航している。95年以上の経験を持つ同航空は、アジアとヨーロッパを結ぶ架け橋としてイスタンブールの戦略的立地を活かし、大陸間を結ぶ極めて重要な役割を果たしてきた。

ハック観光大臣は、現在カンダール州タクマオ市に建設中のテチョ国際空港が期待される影響について強調した。

「2024年、私たちは670万人の外国人観光客を迎え入れましたが、これは2023年と比較して約23%の増加です」と彼は述べ、「2025年には、この数字が720万人から750万人の間に上昇することを願っています」と付け加えた。

また、2025年7月に予定されているフン・マネ首相が主宰する空港の正式落成式では、さらに多くの外国人観光客が同国を訪れることになるだろうと付け加えた。

彼は、新空港がカンボジアの世界的な知名度を高め、国家経済と観光産業に大きな弾みをつけるだろうと強調した。

「大規模なインフラ整備と観光振興におけるフン・マネ首相の継続的な指導のおかげで、カンボジアは観光客数の予測を上回る可能性さえあると楽観視しています」と述べた。

テチョ国際空港の建設は2025年5月までに完了し、現在のプノンペン国際空港からの運営移行が予定されている。

7月の空港の正式オープンは、カンボジアの接続性と観光の野望にとって新たな章となることが予想される。

最近発表された観光省の報告書によると、2025年の最初の2ヶ月間にカンボジアを訪れた外国人観光客は約126万人で、2024年の同時期と比較して27.9%増加した。

外国人旅行者のうち、約42.3%は飛行機で、残りは陸路と水路で入国した。