海上自衛隊の艦艇2隻が、中国の資金援助で拡張されたカンボジアの海軍基地に寄港した。
掃海艇「ぶんご」と掃海艇「えたじま」は土曜日、カンボジア南西部にあるリーム海軍基地に到着した。
歓迎セレモニーで、海自掃海隊第3師団長の天野慎介大尉は、今回の訪問は日本とカンボジアの協力促進の努力によって実現したものだと述べた。
カンボジア海軍の代表は、海自メンバーに歓迎の意を表明した。
リーム海軍基地の拡張工事は、中国の援助により今月完了した。
日本の掃海艇は、工事完了後、同基地に寄港する最初の外国船である。
観測筋によれば、今回の寄港は、北京による海洋活動が活発化する中、カンボジアとの協力を強化しようとする日本の努力の一環であるようだ。
一方カンボジアは、同盟国の船舶を受け入れることで、アメリカに対してバランスの取れたアプローチを目指していると見られている。