ヘン・スール労働・職業訓練相、日本の奨学生に知識と経験を持ち帰り国家に貢献するよう助言

ヘン・スール労働・職業訓練相は3月26日、4月上旬と10月上旬に日本で勉学を続ける2025年度日本政府奨学金(文部科学省奨学金2025)受賞者31名の表敬訪問を同省事務所で受けた。
その席上、文部科学大臣は受賞者に祝辞を述べるとともに、日本での勉学を成功させるよう、特に、受賞者全員が自分の知識、技術、経験を携えて帰国し、カンボジアの社会経済発展に貢献するよう推薦した。

スール大臣はさらに、カンボジア人の誠実さ、勤勉さ、優れた文化を示すことで、カンボジアの親善大使となり、外国人の友人との交流を増やし、他の場所へ旅行し、外国の文化から学ぶなど、学業以外の活動に時間を使うよう、受賞した学生にアドバイスした。

同時に文部科学大臣は、日本政府奨学金制度(文部科学省奨学金)は、カンボジアが現在、そして将来的にも高い需要があり、カンボジアを近代的な科学技術に基づく経済先進国に変えることに貢献できる優れた学習プログラムであることを強調した。

文部科学省奨学金2025は、31名の学生に授与され、研究生、学部生、高等専門学校生、専修学校生が含まれる。文部科学省奨学金は1954年に設立され、1993年からはカンボジアの若者に奨学金を支給しており、カンボジアの人材育成に大きく貢献している。