上場しているプノンペン自治港(PPAP)は、カンボジア経済の経済状況の改善を反映し、今年1月の事業活動の増加を報告した。
先週カンボジア証券取引所に提出された2025年1月の未監査収益報告書によると、燃料貨物の通過量は456,419トンと、前年同期比で約47%増加し、コンテナ処理量は44,379TEU(20フィート換算)と、48%以上増加した。
同港を通過した乗客数は4,453人で、ほぼ5%増加したが、クルーズ船の数は14%減少し、43隻にとどまったという。
報告書によると、港湾運営、港湾局、その他のサービスから354万ドルの収入を得ており、前年同期の264万ドルに比べ34%増となっている。
公共事業・運輸省のファン・リム報道官は、港湾収入の伸びは、カンボジアと世界との貿易交流の拡大によるものであるとした。
「PPAPの好業績は、インフラを強化し、税関手続きを合理化する政府の努力の結果です」とリム報道官は述べた。
コンテナ処理量の伸びは、生産、製造、雇用創出の活動を反映したものである。
「コンテナ処理量の増加は、企業や貿易活動の成長を反映し、カンボジア経済に貢献する明るい兆しです」と彼は付け加えた。
カンボジアには、シアヌークビル自治港とプノンペン自治港という2つの主要港があり、同国の輸出入貨物輸送において重要な役割を果たしている。
国内第二のコンテナハブであるPPAPは、コンテナ貨物総トン数451万トンを記録し、2023年の3727万ドルから16.6%増の4300万ドルの収入を得た、と報告書は読んだ。