カンボジア国王、経済成長と社会安定のために首相を称賛

カンボジアのノロドム・シハモニ国王は月曜日、フン・マネ首相の経済成長と社会安定のための効果的な政策を称賛した。
国王は、プノンペンのウンナロム・パゴダで行われた最高総主教チュオン・ナート氏の住居の落成式でこのように述べた。

「フン・マネ首相は賢明であり、成長を確保し、社会の安定を高めるための適切な政策を持っている」とシハモニ国王は国営TVKで生放送されたスピーチで述べた。

フン・マネ首相(47歳)は、現在上院議長を務める父フン・セン氏(72歳)の後を継ぎ、2023年8月からカンボジア首相に就任している。

カンボジア経済は2024年に6%の成長率を達成し、この成長率は2025年には6.3%まで上昇し、国内総生産(GDP)を約514億ドルに引き上げると予測されている。

また、国王は演説の中で、フン・セン氏が仏教と仏教パゴダを復興させ、「国家、宗教、国王」という国是の下、社会の安定と平和に貢献した「賢明で優れた創始者」であることに感謝の意を表した。

シハモニ国王は、仏教やクメールの仏塔の役割を強調し、仏塔は仏教倫理に不可欠な道徳と美徳を促進する上で重要な役割を果たし、宗教と社会の両側面にわたってカンボジア社会の調和を育んできたと述べた。

カンボジアは仏教国で、人口の約95%が仏教を信仰している。

文化・宗教省によると、東南アジアのこの国は現在、5,000以上の仏教パゴダと7万人以上の僧侶を誇っている。