RCEPは今後数年間で、カンボジアへのより多くの投資を誘致する

地域包括的経済連携(RCEP)は、カンボジアへのより多くの海外直接投資を誘致し、持続可能な経済成長に貢献する上で重要な役割を果たすだろう。「このメガ貿易協定は、カンボジアの製品にとって巨大な市場であり、今後数年間の持続可能な経済成長の確保に貢献する」と、国際・多国間貿易・経済関係担当上級大臣のソク・サイファナ閣下は述べた。 「RCEPは、カンボジアと地域の貿易の将来を形成し、成長と発展の機会を解き放つ可能性を秘めた、非常に重要な協定である」と、彼は地域包括的経済連携（RCEP）協定に関する講義の中で強調した。「カンボジアは、2023年上半期に11億ドルに相当する113の固定資産投資プロジェクトを誘致し、約12万2000人の新規雇用を創出した。」とカンボジア開発評議会の報告書は述べた。 メガリージョナル貿易協定は、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムのASEAN加盟10カ国を含むアジア太平洋15カ国と、その貿易相手国である中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドで構成されている。 2022年1月1日に発効したRCEP加盟国は、RCEP内で取引される商品の90％以上で関税を撤廃することを約束した。RCEPは、世界人口の30％にあたる23億人をカバーし、世界のGDPの約30％にあたる26兆2,000億ドルに貢献し、世界の商品・サービス貿易の28％、世界の海外直接投資流入額の32.5％を占めている。