日本カンボジア協会(JCA)、カンボジアの「2030年までに上位中所得国になる」というコミットメントに参加へ

JCAは、2030年までに上位中所得国になるというカンボジアの目標達成に向け、カンボジア王室政府(RGC)と協力することを約束した。
JCAの高橋文明会長は今朝、日本企業26社の代表団を率いてプノンペンの1月7日宮殿にフン・セン・カンボジア上院議長を表敬訪問した際、このコミットメントを強調した。
彼によると、26社のうち17社はカンボジアに初めて進出する企業で、農業、食品加工、養殖などの分野で同国への投資機会を探ることに関心を示した。
高橋文昭氏はフン・セン上院議長に対し、日本の投資企業、特に日本の中小企業(SMEs)のカンボジアへの投資を誘致するため、カンボジアの可能性を促進するJCAの取り組みを伝えるとともに、産業分野と人材開発におけるRGCとの協力を引き続き強化・拡大するJCAのコミットメントを再確認した。
一方、カンボジア上院議長は、JCAの事務所設立と、カンボジアにおける自動車修理、美容、IT技術に関する3つの職業訓練校の開校を歓迎した。
フン・セン上院議長は、日本とカンボジアの関係の深化と両国の民間セクターの結びつきに貢献するJCAの努力を高く評価し、日本の民間セクターが過去数十年にわたりカンボジアの経済成長の促進に大きく貢献してきたことを強調した。
フン・セン上院議長はまた、カンボジアの豊富な原材料をカンボジア市場、地域市場、世界市場向けの価値ある商品に加工するために投資する日本側の意向を歓迎した。