カンボジア、南寧で開催される第21回中国-ASEAN博覧会への参加をビジネスパーソンに奨励

カンボジアは、9月24日から28日まで中国南部の広西チワン族自治区の首都である南寧市で開催される第21回中国-ASEAN博覧会(CAEXPO)に参加するビジネスマン、起業家、投資家、サービス提供者を奨励している。

CAEXPOは、ASEAN加盟国と中国との貿易・投資交流のための重要なプラットフォームである。

「カンボジアと中国間のビジネスと投資活動を促進するため、商務部は共催者として、カンボジアのビジネスマン、起業家、投資家、サービスプロバイダーで、トレードビジターとしての応募を希望する人に対し、遅くとも8月31日までに応募書類を提出するよう呼びかけたい」と発表した。

発表によると、参加者は指定ホテルクーポン、展示会場での無料食事券、ホテルとCAEXPO会場間のシャトルバスサービスを受けることができる。

また、企業間マッチングサービスに参加し、食品加工・包装機器、デジタル技術・農産物、新エネルギー電子製品などの分野でパートナー候補と話し合うことができるとしている。また、広西チワン族自治区内の工業団地や企業への視察旅行にも参加できる。

カンボジア王立アカデミーの一部門であるカンボジア国際関係研究所のキン・フィア所長は、中国とASEANの関係は近年、特に経済協力、地域の安全保障、文化、観光、人的交流において大きな発展を遂げていると述べた。

経済協力は中国・ASEAN関係の中心的な柱であり、双方は数年連続で互いにとって最大の貿易相手国となっている。

「中国とASEANは、インフラ整備、デジタル経済、グリーン技術、強靭なサプライチェーンに焦点を当て、質の高い(一帯一路)協力を推進してきた」と付け加えた。

東南アジア諸国連合は、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムで構成されている。