ASEAN財団、「未来の種」募集開始

ASEAN財団のプレスリリースによると、ASEAN加盟国の青少年に情報通信技術(ICT)の経験や知識を得る機会を提供する「未来の2024年への種」プログラムの参加者募集が始まった。
ASEAN財団と中国の携帯電話・通信企業大手ファーウェイとの共同プログラムである「未来のためのASEANの種」は、ASEANの青少年のデジタル人材の育成、知識の共有、ICT分野への認識と熱意の向上、デジタル・コミュニティの醸成を目的としている。

「私たちは、関心のあるすべての若者の応募を温かく歓迎します。また、ASEAN加盟10カ国の高等教育機関には、大きな可能性を秘めた意欲的な若者を推薦していただきたい」と同財団は述べている。
応募期間は2024年6月11日の発表日から6月30日まで。

上位に選ばれたASEANの青少年は、2024年9月22日から30日まで中国の南寧市、深圳市、東莞市で開催される「アジア太平洋未来の種2024」に地域を代表して参加し、1週間の没入型デジタル学習体験プログラムに参加する。

青少年は、スキル開発、文化交流、ネットワーキングの機会、革新性、創造性、グローバルな経験など、多くのメリットを得ることができる。

参加希望者は、英語が堪能であること、学習と自己成長へのコミットメントがあること、ICT関連分野における革新、デジタル化、持続可能性、起業家精神、異文化コミュニケーションに情熱を持っていることなど、必要な条件を満たしていなければならない。

同財団によると、プログラム期間中、参加者はワークショップに参加し、他国の若者たちと協力しながら、Tech4Goodコンペティションで革新的なアイデアを披露する機会がある。

「彼らはまた、中国のデジタル環境を探索し、ハイテク企業から洞察を得て、その事業を掘り下げ、業界のリーダーとの対話セッションに参加する」と付け加えた。

「未来の種」は、進化し続けるデジタル時代における学生たちの成功を支援することを目的とした、ファーウェイのグローバルなCSR旗艦プログラムである。2008年にタイで開始されて以来、このプログラムは140カ国から18,000人以上の学生を支援してきました。