アジア株はまちまち、中国は金融リスク抑制で堅調

東京 – 米英市場が休場のため休場となった火曜日、アジア諸国の株価はまちまちだった。原油価格と米国先物は上昇した。

中国市場は、与党共産党の幹部が会談し、金融リスクを抑制する北京の決意を確認したことで上昇した。香港のベンチマークはテクノロジー株の上昇に支えられた。

月曜の欧州株式市場は、4月以来の最悪を記録した金曜のウォール街の反発を受け、小幅な上昇となった。

火曜日未明、東京の日経平均は0.3%安の38,783.27、ソウルのコスピは0.1%高の2,724.35となった。

オーストラリアのS&P/ASX200は0.2%安の7,771.90。

上海総合指数は0.1%高の3,127.67。香港のハンセンは0.5%高の18,923.93。

中国政府は最近、過剰な借り入れの取り締まりによって多くのデベロッパーが債務不履行に陥った後、不動産セクターを復活させる努力の一環として、住宅ローンの金利と頭金要件を緩和した。

住宅産業は経済を牽引する大きな役割を担っており、その問題が成長の重荷となっている。
中国の習近平国家主席が主導した月曜日の会議は、「金融リスクの防止と解消は、国家の安全保障、全体的な発展、国民の財産の安全に関わるため、質の高い発展を達成するために克服しなければならない大きな課題であると指摘した」と新華社通信は報じた。

新華社は、監督を強化する努力は「いかなる違反者も責任を問われるという強いシグナルを送るために厳格に実施されるべきであり、それによって金融監督は実際に『歯と棘』を持ち、鋭く尖ったものになる」と述べた。

火曜日の他の取引では、ニューヨーク・マーカンタイル取引所の電子取引で、米国の指標原油は1.14ドル上昇し、1バレルあたり78.86ドルとなった。

スイスクォートのイペック・オズカルデスカヤ氏は、「地政学的な情勢が緊迫していることは、夏に向けて高まる米国の需要や、OPECの見通しに関する制限的なトーンとともに、一段の上昇を後押ししている」とコメントした。

国際標準のブレント原油は13セント高の1バレル83.01ドル。

為替市場では、米ドルは156.89円から156.74円まで下落した。

ユーロは1.0860ドルから1.0875ドルに上昇した。